避難所での助け合いを考える - 上山市社協の災害ボランティア講座
- 公彦 千川原
- 9 時間前
- 読了時間: 3分
今日、上山市社協さんの講座を担当。テーマは「災害時の助け合い」です。 災害が少ない地域であっても、いつ起こるかわからない自然災害に備えることは欠かせません。上山市では、防災意識の高さを背景に、地域の多様な団体が協力して定期的に研修会や講座を開催されています。 今回は、上山市社会福祉協議会が主催した最新の活動報告を通じて、その取り組みの内容と意義を詳しく紹介します。

上山市の防災意識と地域のつながり
上山市は災害が比較的少ない地域ですが、防災への意識は高いことで知られており、私自身肌で感じています。 これは、過去の経験だけでなく、地域の安全を守るために日頃から準備を怠らない文化が根付いているからだと考えられます。 特に社協さんが中心となり、行政、福祉施設、青年会議所、登録ボランティアなど多様な団体と連携を深めてきました。
このような関係性の良さは、単なる防災訓練にとどまらず、地域の絆を強める役割も果たしています。日常的に顔を合わせ、意見交換を重ねることで、いざという時にスムーズな協力体制が築かれます。
HUG方式のグループワークとは
今回は私が実際の避難所で感じたエピソードや、「HUG方式」と呼ばれるグループワークを行いました。HUGとは「避難所運営ゲーム(Hinanjo Unei Game)」の略で、避難所での様々な課題を想定しながら、参加者が役割を分担し協力して問題解決を図る形式です。
この方法の特徴は、実際の避難所運営に近い意見交換をシミュレーションできる点にあります。 今回の講座では、社会福祉協議会の職員のみならず、参加者全員がファシリテーター的役割を担い、活発な意見交換が行われました。
多様な参加者が生み出す相乗効果
今回は、社会福祉協議会を会場に、福祉施設や青年会議所、登録ボランティアなど多様な立場の皆さんが参加しました。これにより、避難所での助け合いに関する視点が広がり、より実践的な意見が集まったものと思われます。
例えば、行政だけでは運営が困難な避難所に対し、自分たちはどのようなスタンスで関わると良いのかであったり、「誰かがやってくれる」ではなく、自分たちができる小さなことの積み重ねが「環境の良い避難所づくり」になることなど、共有されました。
このような多様な意見交換は、実際の避難所運営に役立つ具体的な改善策を生み出す原動力となるのではないでしょうか。
社会福祉協議会の役割と今後の展望
上山市社協さんは地域福祉や社会福祉に長年取り組んでこられていますが、一方で地域防災の中心的な存在として、日頃から多様な団体とのつながりを大切にしてきました。 被災地への災害ボランティア活動や、登録ボランティアの育成や交流の場づくりも積極的に行い、地域の防災力向上に貢献しています。
こうした日常的な取り組みがいざという時の助け合いの土台になります。 今後も、より多くの市民が参加しやすい企画を作り、多様な角度から地域福祉・地域防災の実践力を高めていくのではないでしょうか。




